町長室開放デー

  • 2009/02/27(金) 11:04:05

久万高原町では、毎月1回町民と町長とが、「まちづくりについて
意見交換」を行うということで、「町長室開放デー」を設けています。

というわけで2月20日「町長室開放デー」に久万高原町長に会ってきました。

話した内容は次のようなことです。
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久万高原は愛媛で最も広い面積を持つ自治体であり、
当然それだけですでに膨大な自然環境を持っています。

自然再生推進法や生物多様性基本法などもあり、
国も近隣の自治体も自然の再生に力を入れようとしています。

いま久万高原町は町内の景勝地を活用して
町を活気づけようとしているそうですが・・・

町内の自然を再生し豊かな生態系を取り戻すことによって
町を人を活気づけませんか。

豊かな自然環境を取り戻すことによって
ここに住む全ての人がその沢山の恵みを享受できます。
子や孫の世代までも・・・

町長が子供の頃に体験した、あの自然の状態を取り戻しませんか


私を含めて、今の子ども達や若い人たちは、
久万高原がどんなに自然豊かだったか想像すら出来ません。

開発などに比べれば自然再生は財政に負担はかかりにくいです。

調査を行い、適切なきっかけをつくり、条件をつくれば、
あとは自然に再生復元されるものも多いようです。

自然再生の先駆者になることで地元の若者の最先端の仕事も生まれるし、
地元の高校卒業生にも新しい仕事が生まれるでしょう。

本当に自然豊かな土地に人が移り住み、戻ってきて人口が増えることで
仕事が生まれ 町は栄えるのではないでしょうか?

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こんな内容を話してきました。

それに対して町長からのご意見もありました。
「今、町としても考えているところ」というお話でしたが、
これからの町の行く末に、みんなで関心をもって行きたいですね。

自分たちの暮らす町をどうしたいのか・・・
「町長室開放デー」なんていう制度を設けている町、そうはありませんよ。

機会があれば久万高原町町民意見聴集制度も利用してみたいと思っています。

皆さんもいかがですか? 

『 この制度は、町が目的をもって行う事業等を必要に応じて事前に公表し、町民のみなさまから意見をいただく機会を設けることにより、行政主導のまちづくりではなく町民参加のまちづくりを目指すものです。[久万高原公式サイト町民意見聴集制度(パブリックコメント)]より 』

高知県津野町「自然再生への取り組み」

  • 2009/02/25(水) 22:20:41

2月17日 高知県津野町に行ってきました。
津野町在住で造園業をされている樫村謙さんを訪ねたのです。
彼は下のパンフレットを発行した「よみがえれ四万十源流の会」
の副会長をされており、写真の河川の自然再生に関わりました。

彼はまず、地域のお年寄りに「川は以前どんな風だったのか・・・」と
聞いてまわり、何トンもの巨石を川床に配置していきました。

川岸には川に覆いかぶさる木があり、砂の溜まるところには葦などが生えました。
巨石の陰は流れが緩やかになり、小さな魚が暮らせるようになりました。
魚の産卵が確認されたのは、川を再生してまもなくのことだったそうです。
上の写真の説明はこうあります。

自然河川の形態を参考に巨石を配置した結果、河床に渕や瀬か再生され、
水生昆虫や魚類の多様な生態環境を取り戻すことができた。
(平成6年芳生野地区工事)

そして実際見てきたのがこの写真



下の写真の説明は
当初は落差が4m以上あり魚類の往来ができなかった。
落差の改良工事後は魚類の遡上、動物の行き来が出来るようになり、
ウナギや鮎・アマゴなど多様な魚類が上流へと移動して水辺環境が改善された。
保井川地区の落差改良工事(平成8年)

そして見てきた現場がこの写真。


それ以外にもこんなことも。

小川がただの四面コンクリートの水路になった。
それをまた生き物の生息・行き来できる流れに戻す試み。

四万十川源流域では、地域の住民から『川に魚を戻してくれ!』という声があがったとか。
川が今も生活の一部になっているということが大きな理由の一つでしょう。

自然再生推進法
 平成16年1月1日施行
生物多様性基本法平成20年6月6日 施行
愛媛県野生動植物の保護に関する基本指針の概要


開墾

  • 2009/02/19(木) 21:21:33

あ〜いそがし・・・。
どっかから声が聞こえてきそうです。

去年の初米づくりに味をしめ、(ほんとにおいしかった!あの野稲のお餅!)
とうとう今年は、収穫の倍増をもくろんで開墾作業を始めました。
・・・といっても、ユンボで開墾に着手してくれているのは、共生林担当の
山本栄治さん。
「そんなこと無理よ〜」というと、俄然その気になるあまのじゃくな管理人の
性格を上手に読んでいる栄治さん。
おかげでいろんなことが前に進みつつあります。

あらかた、ユンボでの開墾が終わったら、これからは手作業で石をどけたり、
笹や木の根、草の根を集めていきます。

今年こそは、イノシシにやられる前に収穫しよう・・・。

そうです!!
この新しいユンボ。
とうとう使えなくなった 由良野の森 当初からのユンボに変わり、
新しく、今年やってきたものです。
一会員の方のご好意で寄贈していただきました。
心より感謝申し上げます。

さあー今年もしっかりやるぞ!!

冬場の仕事・椿灰をつくる

  • 2009/02/15(日) 21:18:45

今年もまた、庭木の剪定をした後いただいて来た椿。
草木染に欠かせない大事な媒染材です。
椿やお茶の木などには アルミナ成分 が含まれていて、草木染のときに
発色させて、色を定着させる材料として貴重です。
(けむい・・・)目からは涙。 
毎年、花粉症なのか、煙のせいなのか分からないこの季節の大事な仕事の一つです。

椿灰の代わりに一般に使用されるのが、薬局などで売っている
みょうばんですが、(ナスの漬物などにもきれいな紫を出すために使いますよね)
たとえば、草木染の 茜 の赤を出すときなどは、椿灰とみょうばんでは
その発色の違いは驚くほどなのです。

軽トラックに3回分もあった椿も焼いてしまえば本当に少しになってしまいます。

長年庭で家族の成長を見守っていたこの椿。 
樹齢は100年を越す大きな太い木でした。
一番太いところは、杵を作るのに、それからぜひに・・・との声があって
管理人のお父さんが木彫で仏様を彫るのに使わせていただくことになりました。

『花咲か爺さん』の話も、案外こんな冬場の仕事から生まれたのかもしれません。

椿の灰は、見事な赤を生みます。