わら草履作りました

  • 2008/11/30(日) 08:48:32

11月30日()晴れ時々曇り
伝統の技に学ぼう・・・今回はわらぞうりを学びました。
教えに来てくださった先生は、二名地区、富重というところにお住まいの
友井 静雄さん。 昭和一桁生まれです。
片道10キロの通学を、わらぞうりで通った・・・という先生は、
多分、わらぞうりを日常的に使った最後の世代だそうです。
何人かいた、妹や弟にも作ってやっていたとのこと。

片道10キロ、往復20キロ歩くとわらぞうりはボロボロになって、
毎晩新しいのをつくったとか・・・。
「もう10年以上作ってないけんナ。 けどやってみたら、手がちゃんと覚えておったわい」
そう言うと、おじさんは、ものすごくいい笑顔を見せてくれました。

さて、今日はほぼ初心者ばかり。
わらをやわらかくする作業から教わりました。 
(かけや)というのが、この杵のような大きなものの名前です。
わらをそぐって(余分な葉を落とすことをそぐるという)水にぬらしてたたきます。
土居シズさんが、助っ人の先生で駆けつけてくれました。

ここで、すでに奥の深さを実感。
持ちつきの杵より重く、バランスが違うのだそうです。
かけやもこの日のために、友井さんが山から木を切って作ってくださいました。

晴れても冷めたい風の吹く森のなか。 工房の土間と、板の間で講習開始。

みんな真剣です。 
由良野にお住まいの伊藤のおばさんは「懐かしいの〜」の連発で、
私たちが四苦八苦している間に、布を編みこんだかわいいぞうりを2足も
さっさと作ってしまいました。

お昼には、友井さんの奥さんが、おいしい手打ちうどん持ってきてくださったり、
みんなの持ち寄りで贅沢なお昼をいただきました。 

そして午後の部、再開。
ようやく3時ごろ全員で記念撮影です。

上手にできた人も、とても実用品とは違った人も、里山の暮らしを実感できた一日でした。
(まだまだ、わらじ、わらぐつへの道のりは遠いみたいですが)

稲作、わらしごとと続く一連の「暮らしの知恵」。
大切な経験を分けていただいて、ありがとうございました。

次は、しめ縄も習いたい!というリクエストもいただいています。
地元のおじさん、おばさんにはぜひ又、先生になってきていただこうと思っています。
次回もぜひお楽しみにおいでください。

餅つきに向けて 野稲(陸稲)の籾摺り

  • 2008/11/25(火) 22:33:15

陸稲、次の作業は・・・?
11月26日 晴天 
ようやく、由良野の森、初収穫したお米を精米する過程が前進です。

「ケンド」と方言で呼ばれているこの、ふるいで、まずモミと藁くずを分ける作業です。
陸稲のを畑にまく作業から、ずっと「先生」をしてくださっている、和子おばさん。
今日は、和子おばさんのうちへお邪魔して、倉庫の中にあった、色んな
道具もお借りしました。

「アー!もったいない!」。なかなかおばさんのようには出来ません。
「それは、鶏におやりよー」 「エー、もったいないなあ」。
どんなくずに見えても、一粒が貴重。  
「何でも、自分でやったら同じ米でも、値打ちがあるけんな・・・」と和子さん。

「箕」(み)で、更に、モミやくず藁をとばします。この作業を「さびる」といいます。
昔は、この作業がうまいと「いいお嫁さんになれた」そうな・・・。
こんな作業も、昭和の時代で見られなくなったことの一つだそうです。
石臼でもみを摺る作業。
これを更に「箕」でさびると玄米の状態が出来上がりました。



まだ、この先の作業が残っています。 
いったいどれ程の、知恵と労力がお米一つにかかっているのだろうと、改めて思います。 
「米粒一つ残すでないぞ」「お百姓さんの汗が詰まったものだから・・」
そんな風によく親が言っていたことを、改めて思い出しました。
おばさんと同じ昭和一桁の人たちです。

私たちのつい一つ、二つ前の世代の日本人が、どんな風に暮らしていたのか。
何を大事にしていたのか。
一つの体験を通して、感じることがたくさんあります。 
私たちは、今一度再発見して、日々の暮らしや心がけに取りいれるといいと思うのです。 
今の私たちには、本当の体験が必要なのだと思います。
今ならまだ、先生がたくさんいます。

どんなにか沢山の苦労をして、戦争を乗り越え、子育てしてきたのでしょう?。
おばさんは、何もかもを超えて、あまりに素敵に笑うのです。

あんな笑顔のおばあちゃんになれるかな?
そんなことを思いながらの、午後でした。

さて、12月6日の餅つきが楽しみになってきました!!
由良野の森でお待ちしています。
皆さんのお手伝いも大歓迎です。 天気を祈りましょう。

11月19日由良野の森 積雪

  • 2008/11/21(金) 08:04:30


11月19日 まだまだ黄金色に染まっていた紅葉の森に早くも、です。

例年より早い気がしてましたが、里のおばさんいわく、
昔は11月初めには、必ず冬を告げる初雪が降っていたそうです。 

2週間ほど前から、朝、真っ白に霜が下りていましたから、
ジンワリと静かに冬が来ていたのでしょう。 
春や夏、それに秋でさえも「わー」っとやって来る気がしますが、
冬はどうしてかそーっとある朝やって来るみたい・・・。

木の上で眠っているニワトリたちも寒いことでしょう。
それでもなぜか、今のところ、小屋で寝る気はなさそうです。
木の葉はどんどん落ちていくし、丸見えなんだけどな・・・。

寒くて長い冬がやって来ました。
それでも例年思うのです。

「季節が巡るということが、こんなにも嬉しい」って。

日暮れが早くて、心があわただしい夕飯時も。
干し柿や、漬物の仕込みが始まることも、それから年賀状や、餅つきの算段も。
どれも幸せな時を数える季節の巡りによります。

たぶん、私たちは皆何か全てのことと 「依って在る」 のだと思うのです。

追記;12月6日
親睦餅つきには是非ご参加下さい。
夜には、コンサートもあります。 今年(多分)最後の由良野の森企画です。
会員も増えて、ますます楽しい交流が生まれそうです。
お待ちしています。


伝統の技を学ぼうーわらじを作る。

  • 2008/11/19(水) 10:41:56

由良野の森

冬の企画 伝統の技を学ぼう!


わらじ と わらぞうり・・・どう違うか知っていますか?

黄金色の木の葉が山を彩りながら、キラキラ散りはじめています。
寒い冬がやってきます。

この時期、里の家々では稲刈りが終わった後の稲藁を細工する仕事がありました。
昭和に入ってどんどん様変わりしてしまった、日本の習わしや風景。
藁で作った わらぞうり や わらじ、そして雪の日の わらぐつもそんな事の一つです。

由良野の森のある、久万高原町父ニ峰の里で、獅子舞の時に使うわらじを
作っておられる最後の作り手、友井静雄さんが伝統の技を教えに来てくださいます。

目標はわらぐつが出来るまでですが、まずは、今回わらじを作ります。

日本人が長く伝えてきた知恵に学びたい人!
老若男女、手先の器用さにかかわらず参加大歓迎です。

材料の藁を準備する関係上、参加希望の方は前日までにお申し込みください。

日時:11月30日(日)雨天決行
     9:00〜 藁の下準備
    10:00〜 わらじ作りの講習開始
藁仕事の前に藁をやわらかくする為の作業から教えていただきます。
関心のある方は9:00からご参加ください。
参加費:500円

申し込み・問い合わせは  ゆらの事務局 (ふじみね元気村事務局兼)
電話・FAX 0892-21-8076
E-mail yurano@yuranonomori.jp

第5回ゆらの人間学講座

  • 2008/11/19(水) 10:07:13

11月6日(日)由良野の森ゲストハウスにて人間学講座が行われました。
講師はゆらの代表の清水秀明氏(光明内科胃腸科クリニック院長)です。
「DNAに魂はあるか」と「生命場の科学」
の対比から始まり、伝統医学の概略
を述べていただきました。
相対性理論・量子力学・伝統医学などといった、一つ一つがとても簡単には述べられないようなことを分かりやすく説明していただきました。受講者は25人を超え椅子も足りなくなる事態に。
難しそうだなーと感じたかたの多いと思います。
来たかったのに来られなかった、もう一回聞いてみたいと思われる方のために
事務局ではこの講座のDVDをお分けしています。内容はこちら(PDF)。
ゆらの事務局?0892−21−8076までお問い合わせ下さい。


なお、次回3回目は小学生にも分かる内容になるそうです。
ついに最終回。いったいどんな話なのでしょう。
楽しみです。