染織工房・天月 出張講座

  • 2008/02/28(木) 18:27:47

社会科の授業に「昔の道具」というのがあるそうです。
その授業の一環で、機織道具を持って小学校に行ってきました。
上手にできるかな?
1年生の国語に出てくる「タヌキの糸車」。 
学校に運ぶと、1、2年生の子ども達もみんなやってきて、興味津々。

「ほんとに、キークルクルってゆうん?」
かわいい質問に嬉しくなってしまいます。
昔の道具にはたくさんの工夫があって、電気仕掛けじゃない道具には、
先人の知恵が詰まっているといっても過言ではありません。

手仕事は時間はかかるけれど、大事な「時」でもあります。
それは、人間のできることはどのくらいか?という事を教えてくれます。
機織も実際にやってもらいました。
みんな本当に真剣。 子どもたち8人の織ったところは虹色になりました。
何色かを用意して、好きに織ってもらったのですが、さすが感性が豊かです。 
こどもたちの覚えは早い! 真剣そのもの。
「今度、またやりたい!」という子もいました。
じっくり何かに集中すること、自分の想いが色で表現できたり、布に仕上がっていく喜び。
便利じゃない分、知恵を働かせて体を使う暮らし。

みんなの周りにある山の草木から色を染めていることも話しました。
暮らしているこの地が「なんて豊かなんだろう」ということが
伝わってたらいいな・・・。
それほど遠い過去にはなっていない「昔の暮らし方」を再発見できました。

春が来た

  • 2008/02/28(木) 10:59:31

2月28日
今日はとても暖かい一日でした。

由良野より少し下りた集落では菜の花も見られますが、
ここで目立った花はまだ福寿草だけ。

何とか寒い冬をのり切ったのかな?
春の黄色い花を探してミツバチがやって来ました。

由良野の池も、ヤマアカガエルのおたまじゃくしが埋め尽くしています。

大急ぎで春の準備をしなくては・・・・

福寿草に日本ミツバチ?

名人に学ぼう

  • 2008/02/22(金) 09:34:54

2月21日 
久万高原町・父ニ峰小学校で公開授業参観、『名人に学ぼう』がありました。
由良野のある二名地区にあった小学校は、4年前統合されて、
由良野の子ども達も7キロ川下にある父ニ峰小学校に通っています。
子どもの数が少なくなっているのは、山間部に限ったことではありません。
けれど、もともと人口密度の低い農村では、都市部に比べるとうんと早く
その影響を受けることになるのだと思います。
今22人の小学生の通う小学校。 小規模校のよさを本当に感じるところです。

たとえばこの『名人に学ぼう』
地域におられる名人さんの技と知恵を子ども達が弟子入りして学びます。
 
わら(鬼の金剛)、竹(竹とんぼ・竹馬・弓矢)、昔のお菓子、お手玉
が今年の屋台でした。
子ども達は自分達のコーナーを「屋台」と呼んでいます。
「竹とんぼやってまーす」
「これから鬼の金剛の説明が始まります、来て下さい」
「昔のお菓子に来て下さい」
などと呼び込みもにぎやかです。
 
竹馬名人の大樹君。 後ろ向きにも歩けるそうです。 すごい。
写真は4年生の 久保 大樹くんが、竹馬の作り方、コツ、上手な歩き方などの
説明をしてくれているところです。 挑戦してみましたが、なかなかどうして・・・

かわいいですよね・・・。 お人形ではありません。
昔のお菓子を作ってくれた1年生の 丸山さくらちゃんと速水樹里亜ちゃんです。
豆いりと小豆入りのふかし菓子を頂きました。
お菓子にお茶までいただけるので子ども達にも人気の屋台です。
作り方を発表してくれているところ。
こんなかわいいお弟子さんの作ったお菓子は、
甘くてとっても美味しかったです。

地域におられる名人さん。 ここでもまた「お蔭様」で育てて
いただいている事を痛感します。

地域にまだまだたくさんある名人技。
私達も日々の暮らしの中で、「名人に学ぶ」姿勢を
忘れないでいたいものです。

また一つ、宝の山を発見したみたい・・・。

里山シンポジウム

  • 2008/02/19(火) 16:31:26

2008年2月24日()

13:30〜16:00
松山東雲短期大学D館3F(駐車場有)にて里山シンポジウム
(松山市都市環境学習センター主催)
「愛媛の里山をデザインする」があります。
そこで、共生林担当の山本栄治さんの活動報告があります。

生きものの集う広葉樹の森へ 
−由良の森で実践されている里山復元−
NPO愛媛生態系保全管理 山本栄治

他にもいくつか報告もあるようです。詳しくはここを。

入場無料 どなたでも参加できます

みなさんぜひご参加下さい。

雪の日に想うこと

  • 2008/02/18(月) 10:02:57

2月18日(月曜日)魚上氷(魚氷にのぼる)
 
伊予では、「お椿さんの頃が一番寒い」といわれます。
今朝はマイナス6度でした。
お椿さんというのは、伊予の国・第1社、伊予豆比古命神社のことです。
毎年本当に椿さんの頃には雪が降り、冷たい風がしみます。

由良野のヒノキ林の雪。 クリスマスツリーのようです。
雪の積もった、晴れた日はまぶしい。

朝、山道を歩くと、雪の上にたくさんの足跡を見つけます。
今が一番食べ物のない季節。 野生の動物には本当に厳しい季節です。
スギ、ヒノキだけの山にはほとんど食べ物らしきものは見当たりません。

冬には明るい落葉樹の林。 雪の日は特に家の中まで光を届けてくれるありがたい森。
左は針葉樹、右はコナラの林です。 手で、半分ずつ隠して見てみてください。 
冬も暗い針葉樹の森は、光が届かないので寒いのです。 
建材にはもちろん大切な木です。でも、その中に暮らしがあって、
森を背負って家がある・・・という毎日では、家の周りは明るい方が良いなと思ったりします。

雪の上になぞの暗号? 矢印が続いています。 何だ? これ?
一瞬、ひるんでしまったこの雪上のなぞの矢印。
実はニワトリの足跡でした。 しかも、この矢印って、辿っていく方向と反対方向に
ニワトリが歩いた・・・ってことなんですよね。
子ども達と一緒に大笑いしてしまった。 
一度矢印に見えてしまうと、ついていきたくなっちゃうから不思議。
どっちにすすむ? 

由良野の森を歩いていると、最近山鳥やコゲラなどをよく見ます。
今朝は、カラスとオオタカのけんか騒動もありました。
森の生き物がお腹をすかせているこの季節。
上空からニワトリを狙うもの、えさのおこぼれにやってくる鳥、干し柿をついばんでる小鳥。 
青い草を求めて潅木の下を用心深く歩くニワトリたち。
 「あたし達の足跡追っかけて反対行ってるよー。
 今のうちに卵かくして産んじゃいましょ、コケコケー」って声聞こえた? かも。